日経平均株価と、ホテルの予約金額に相関はあるか

ホテルのネット販売

弊社の予約金額は、景気にどのくらい影響を受けているのだろうか

最初にお断りしておかなければいけないのは、私は経済にも統計にも疎い。
ただ、今後の自社の売上の行方が気になるのと、売上は本当に景気に左右されているのか、されているならそれはどのくらいなのか、先生役のコンサルタントの方から常々「数字は自分で出してみないと理解できない」と言われているから、練習で出してみることに。
景気といえば「日経平均株価」だろうということで、この数字で比べてみる。

じゃらんと一休.comの予約金額、日経平均株価の終値を、2016年4月からのデータで比較してみたのが以下のグラフ。12区間(1年)の移動平均だ。数字は出せないのでグラフの線だけで。
当月の販売金額(宿泊に伴う売上)ではなく、予約金額(宿泊日にかかわらず、その月内に予約された金額)で出している。

日経平均株価にかなり相関している一休.comの予約金額と、ほぼ一定のじゃらん


オレンジ色がじゃらんの予約金額、青が一休.comの予約金額、グレーが日経平均株価の終値だ。
(グラフの線を近づけたかったので数字を加工しており、実際はじゃらんの売上は一休.comの約3倍ある)

このグラフからわかるのは、一休.comの予約金額は素直に株価に連動しているように見えるということだ。
一方で、じゃらんのほうは株価とはあまり関係がないようで、ほぼ横ばい。ただ怖いのは、昨年末で上げどまっていて最近は若干下げていることだ。
(ここで「じゃらんが」「一休.comが」と書いているが、あくまでも弊社の場合であって、じゃらん全体や一休全体の傾向とは違うだろうし、世の中のホテルの動向でもないです)

今後の予想

そして、弊社の今後の予想。
株価の予想金額は、検索で上位表示されていたサイトから拾って入れてみた。この予想が肝と言えるけれど、先のことは誰にもわからずあくまでも予想なので、よしとする。2020年のオリンピックまでは景気はいいだろうと言われているから、だいたいこんなものなのだろう。

一休.comは、これまでのように株価に連動するなら、今後も緩やかな右肩上がりになるのではないかと思われる。逆にそうでなければ担当者としては困ることに。
もし下がってしまったら、プロモーションが合わなかったとか、口コミの評価が落ちたとか、なにか別の原因がありそれに対処しなくてはならないということだろう。

ところで、株価は右肩上がりだけれど、庶民の感覚として景気いい感じしますか? 個人的にも、周りを見ていてもまったくいい感じがしないのだけど……。

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