前からほしかった「スイベルラチェットハンドル」をついに買った。これが思った通りとても便利で使いやすくて、もっと早く買えばよかったと後悔するほど。もう少し小さくて軽いのがあったらバイクの車載工具用にも買い足したいくらいだ。
「ラチェットハンドル」は、一方向にしか回らない歯車が内蔵されたヘッド部分に「ソケット」をはめて、ボルトやネジを締めたり緩めたりするための工具。手元でハンドルを左右に振るだけでボルトを回転させられるため、狭いところでの作業に便利。
ラチェットハンドルのなかでもなぜ「スイベル」がほしかったかというと、ヘッド部分と柄の角度が変えられるのでドライバーのような持ち方もできるから。角度がつけられる「支点」の位置が違うので、ドライバーのようには使えない「首振り」ラチェットとは別物。
説明が難しいので、下の商品写真をご覧ください。
使用場面ではこんな感じ。
もうまちがいなくバイクいじり向きじゃないですか！
いろいろなメーカーから出ていて、高級品ではSnap-onとか、MAC TOOLSとか、あとは現実的に買えそうな範囲ではSIGNETとかあったのだけど、今回はホームセンターなどでも取り扱いがあるという「SK11（藤原産業）」にした。サンデーメカニックもどきには充分である。
で、2種類あるうちの「ショートタイプ」のハンドルを選択。ソケットのサイズは3/8インチ（9.5mm）の汎用的なサイズで、ハンドルのサイズは一回り小さいという商品。キリキリと小気味良い音でヘッドが回転し、ギアの歯数は72山と細かい。
ラチェットハンドルとソケットのセットで約3,500円。お財布にもやさしく、整備のプロでなければ不満のない品質で、たいへんコスパがよい。
工具が大好きなので、そのうちいいものを揃えたいが、まだ先になりそうだ。それまではSK11に活躍してもらおう。
