2段階認証で誤解していたこと(確実に自分しか使わないPCは、毎回認証しなくてもすむように設定できる)

ネット全般

もうずいぶん前に、GmailやFacebook、Amazonなど、サイトやサービスのログインに際して2段階認証できるものについてはすべて設定した。複数の場所で、そこに置いてあるパソコンを使って仕事をするようになったので、うっかりGmailなどのログアウトをし忘れると大変だからだ。

それでもセキュリティ対策をしっかりしている人よりは遅かった。なぜかって、ものすごく面倒だと思っていたからだ。
最初に「2段階認証」と聞いたときに、いつでもどの端末でも毎回必ずセキュリティコードの入力をしないといけないのだと勘違いをしていて、「特定の端末では2段階認証の必要なし」という設定ができるのを知らなかったのだ。この設定をしておけば、確実に自分しか使わない端末(たとえばiPhoneや自宅のPC)であれば、毎回認証しなくてもいい。

いつものマシンで2段階認証をやらずにすませるには

やり方をGmail(Googleへのログイン)の場合について説明してみる。
2段階認証の設定をしてから初めての端末でサービスにアクセスすると、以下のようなメッセージが出てくる(画像1)。
このとき、認証するほうのスマホでGoogleアプリを立ち上げて認証することになるのだが、その前に、画像の赤枠で囲った部分「このパソコンでは次回から表示をしない」にチェックを入れておく。

画像1

それからスマホのほうで認証(画像2)すればOK。

画像2

その代わりこの設定をするのは、確実に自分しか使わないPCだけに限ったほうがいいことは言うまでもない。

そしてうっかり他のPCでログアウトし忘れた場合、操作によってすべての端末からログアウトすることができる。そうすれば、万が一誰かがどこかのパソコンで再びログインしようとしたときには2段階認証がかかるから安心だ。

最近も、Amazonで身に覚えのない買い物をされた人がいる…、などという話を聞いた。一度設定してしまえば全然面倒ではないので、なるべく早く2段階認証にしたほうがいい。

そういえば、2段階認証をするときにSMSの使える電話番号がもう1つあるととても楽だった。万一の場合に備えてバックアップ手段を登録するとき、持っていたガラケーの電話番号を使えば自宅の電話で確認する手間もない。

目下の悩みは、自宅のIP電話とガラケーの回線を解約してしまったら、このサブの連絡手段に何の番号を使えばいいのだろうかということだ。あとは電話の解約前には、認証用の番号を変更するのを忘れないように気をつけないと…。
改めて調べてみたら、Amazonの場合、電話番号が1つのときには、音声通話・またはSMSと、認証アプリとの組み合わせでいけるらしい。
Amazon 2段階認証を有効にする 「電話番号を1つお持ちの場合」
Googleは、認証システムアプリを使うのが現実的かな(ログインしないと該当ページが開かないのでリンクはなし)。
そう考えると、2本目の携帯電話番号は持っておいたほうがいいのだろうか。

【余談】
アンチウイルスソフトはもう長いこと「ESET」を使っている。3年間、5台まで使えて8,000円弱だからコスパいいと思う。しかも動作が軽い。

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