Apple Watch Series 3を買うことにした
これまでiPhoneとガラケーの2台持ちをしていた。いや、持ち歩いているのはiPhoneだけで、ガラケーは最近は自宅に放置で充電すらされていないことが多かった。
ガラケーは家族間無料通話とおサイフケータイのためだけに確保していたようなものだが、2年縛りの更新月が迫っていることと、ついに以下のメールが来たので、このタイミングで解約をしようと決めた。
KDDI株式会社が2018年3月31日に予定している「EZアプリ」の終了に伴い、auフィーチャーフォンでのモバイルSuicaサービスを2018年1月22日をもって終了いたします。
今持っているのはiPhone 6s。
ご存知の通り、iPhoneにFelicaチップが搭載されたのはiPhone 7、iPhone 7 Plus、Apple Watch 2からなので、6sではモバイルSuicaは使えない。
かといって最新のiPhone 8やiPhone Xに買い換える余裕はないし、その必要も感じていない。
そこでだ。
Apple Watch Series 3を買うことにした。
Apple Watchと組み合わせればiPhone 6sでモバイルSuicaが使えるし、なによりお財布からカードを出さずに「Apple Watchをかざすだけ決済」を一度試してみたかったのだ(笑)。
買ったのはセルラーモデルではなく、GPSモデル。
iPhoneを持ち歩かずWatchだけということはまずないだろうということと、最大の理由は、格安SIMではセルラーモデルが使えないからだ。
ちなみに、今ならAppleのサイトまたはApple Storeなら最大12ヶ月、分割金利手数料0円で購入することもできる(2017年11月30日まで)。
女性だと、38mmと42mm、どちらの大きさを買うか悩むかもしれない。自分は38mmを買った。
店頭で並べてみると画面の小ささが気になるかもしれないが、1つだけ身につけている分にはまったく気にならないし、むしろ手首の細い人はこれより大きいと時計だけが悪目立ちするような気がする(写真は大きさが強調されすぎていて実際の感じはこうではない)。
後日、革のバンドに交換してみた。お値段のわりに見た目も質感も良くて、いい買い物をしたと思う。
モバイルSuicaの機種変更(フィーチャーフォンからApple Payへ)
いろいろなサイトに詳しく書かれているのでここでは述べないが、気をつけなくてはいけないのは
- まずフィーチャーフォン(ガラケー)のモバイルSuicaで「機種変更」手続きを済ませること(データをセンターに預ける)
- そのあとでiPhoneにアプリをインストールし、機種変更でデータを戻す
機種変更の方法については、JR東日本の以下のページに詳しく書いてある。
【機種変更】フィーチャーフォン・Android端末(モバイルSuica)からiPhone/Apple Watch(Apple PayのSuica)へ
実は最初、ガラケーで「機種変更」の手続きをしようとしたら「改札内ではできません。改札を出てから行ってください」というエラーで先に進まなかった。どうやら以前、在来線から新幹線に乗り継いだ際に在来線の改札を出ていなかったという扱いになっていたらしい。
こういう場合はJRの改札口に行くと、すぐに確認して中のデータを削除してくれる。行ったのが新幹線の改札口だったのもよかったのかもしれない。「みどりの窓口」ではこの作業はできないとのこと。
その後はすんなり手続きが進んだ。
セブンイレブンのnanacoモバイル(ガラケーの)の残高は、新カードに引き継がず、解約前に使い切るのが手っ取り早い
もう一つ使っていたガラケー用のサービスが、nanacoモバイル(フィーチャーフォン用)。
こちらも以下のような状態で、来春サービスが終了となる。
セキュリティ強化を目的とした対応のため、2018年4月中旬頃をもちまして「携帯電話(以下フィーチャーフォン)向けnanacoサイト」を終了させていただきます。
「フィーチャーフォン向けnanacoサイト終了」に伴い、nanacoモバイルアプリのサービスも一部終了いたします。
ご利用のお客さまにはご不便をおかけしますが、2018年4月中旬以降はパソコンまたはスマートフォンサイトをご利用いただきますようお願い申し上げます。
nanacoについては、iPhoneとApple Watchではアプリが使えないので、nanacoカードを新たに作ることにした。
イトーヨーカドーやセブンイレブンで新規入会のキャンペーンを行っていることがあるので、その期間中に加入し条件をクリア(このときは発行時に1,000円以上チャージ)すれば、カード発行手数料の300円がポイントで返ってきたり、または無料で発行してくれる。
このときサービスカウンターなどでは「モバイルアプリから新しいカードへは、残高の引き継ぎはできません」と言われたのだが、nanacoカードのカスタマーセンターに連絡すると、引き継ぐ手段はあるとのこと。ただし書面のやりとりで。
「時間がかかるので、古いアプリのほうの残高は使い切るのがよいのでは…」とのことだった。
マネー残高のほかにポイント残高が残っている場合は、レジで「ポイントをマネーに」と頼めばその場で使えること、そのときの買い物でまた付与されるポイントが気になる場合には、切手やはがきなどポイントのつかないものを買って使い切るか、不足分が100円以下になるような買い物をするのがよいのでは、と、とても丁寧に教えてくれた。自分は面倒なのでたぶんそこまではしないと思う。
アプリ間での機種変更はこのような手間はかからない。
ツーリングでのマップアプリに期待
以前にもApple Watchを買おうかなと思ったことはあった。今回踏み切ったのは、耐水性能が上がっていることと、気圧高度計が内蔵されたこと(登山するわけでもないのになぜかこれに弱い)、心拍数や消費カロリーなど目に見えると結構楽しそうなことと、3になってかなり使い勝手がよくなったように思えたからだった。
あと、なんといってもApple Watchで地図が見られるのがとても楽しそうだったのだ。バイクに乗っていてiPhoneをポケットから出してグローブを外して操作するところを、手首をさっと見るだけなのがいい。振動で曲がるところを教えてくれるというから、今度ナビを試してみたい。雨も気にしなくてすむし。
電池持ちは、今のところ丸1日充分に持っているのでまったく問題ない。