テレワーク環境改善計画 1:高級オフィスチェアの中古購入は満足度が高くオススメ

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新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、勤務先が福島県内ではかなり早い時期からテレワーク(リモートワーク)導入に踏み切り、3月下旬からほぼ完全に移行しています。
Web制作会社ということもありみんなそのへんに強いので、さくっとパソコンやら必要なものを持ち帰り、ZoomやWherebyなどのオンラインミーティングのシステムを使ってコミュニケーションを取り合いながら、いつもと変わらず仕事を続けています。

さて、そんな状況で気になってくるのが、在宅での仕事環境。

我が家のインターネット回線は、以前も書いたように「IPv6・IPoEオプション」を導入済みで、現状できうる限りの環境だったので、自宅からのアクセスについては問題なし。
机ももう15年以上使っているけれど、もとから120×70cmの大きめの机なので問題なし(机は大きいのがいいですね。特に奥行きは必要)。

唯一の問題が、イスでした。

そこで、高級オフィスチェアの中古を購入することに。
限られた予算で良いイスがほしいなら、中古オフィスチェアの購入は本当にオススメです。
以下に、購入したオカムラの「Baron(バロン)」について調べたことを書いておきます。バロンを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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イスだけは良いものを買え

使っていたイスは机と一緒に買った15年モノ、元が1万円くらいの安いイスで、テレワークを始めたことで座る時間が増えたこともあり、座面のクッションが一気にへたってしまいました。長時間座っているとお尻と腿の裏が痛い。もう限界かも。

テレワークを始めるにあたって同僚の皆が「イスだけは良いものがいい」「腰を壊す前にちゃんとしたイスを買うべき」と言ってたことを思い出し、ついにイスを新調することを決意。

予算3万円で、そこそこの新品より高級オフィスチェアの中古を買おうと決めた

ネットでイスを見て回っているうちに、同じ金額を出すのなら、そこそこの新品のイスでお茶を濁すよりも、新品では高くて買えないような良いイスがもし同じくらいの値段であったら、そちらを買おう。そう決めました。

良いイスといえば、ハーマンミラーの「アーロンチェア」や「セイルチェア」、あと他メーカでは「リープチェア」「エルゴヒューマン」とか有名ですが、それらの高級オフィスチェアの中で、前から気になっていたのがオカムラの「コンテッサ」。しかしこれらは高すぎる。
(知人の家具屋の息子さんは「ちゃんとしたイスの9万は全然高くない」と言い切ってました)

オカムラの「バロン」にした

そしてオカムラのサイトを見に行って、デザインに一目惚れしたのが「バロン」でした。車やバイク好きなら誰もが知っている、あの工業デザインで有名なジウジアーロのデザインですよ! シンプルで美しい! 特に真横から見た背もたれのカーブが。もうこれしかない(買えるなら)。ちなみに、コンテッサもジウジアーロのデザインです。

オカムラ Baron(バロンチェア)
バロン | 株式会社オカムラ
「バロン」はGIUGIARO DESIGN社とのコラボレーションで生まれたタスクチェアです。時代のニーズとセンスを表現するシンプルでシャープなデザインが特徴です。

本来は実際に座ってみて買うのがいいに決まってますが、このご時世だし、中古はタイミング命なので見つけたら買うしかない!

中古のオフィスチェアの取扱が多い通販の店舗として

が有名なようですが、私は

で買いました。バロンの在庫が多く、送料込みでも安かったのです。

買うと決めてから1日悩んで見ているあいだにどんどん売れていました。世の中がテレワーク、リモートワークへと移行する中で、皆さん同じように在宅の仕事環境を整えたいということなんでしょうね。

正直、それなりの傷はあります。特によく触れる肘掛けの裏側には塗装の剥がれや、脚の部分には傷もあります。
年式もそれほど新しくはないです(私が購入したのは2007年製造なので、12年前の製品ということになります)。しかしきちんとクリーニングされており、不快なところは全然ないです。リクライニングや座面の高さ調整などの機構にも問題ありません。
それに12年前のものとは思えないほどしっかりしていて、座面のへたりもなく、さすが定価15万円前後のイスだけのことはあります。

予算を3,000円オーバーしましたが、送料込みでこれで収まって本当にいいお買い物でした。

中古の高級オフィスチェアを買うメリット

いろいろなサイトでイスにこだわる方々のたくさんの意見が書かれていますが、中古で高級オフィスチェアを購入するメリットはやはり

  • 新品では手が出ないような高級オフィスチェアが買える
  • 耐用年数が長い設計なので、程度の良い中古なら充分の品質
  • 個人の体格に合わせたきめ細かい調整が可能
  • そもそも座り心地が良い

です。

アジャストできるものを選んだほうが満足度が高い

特にいいなと思うのは、個人の体格に合わせたきめ細かい調整が可能なところで、座面の高さや背もたれの角度、肘掛けの高さ・角度、リクライニングの角度や傾ける力加減の強弱、ランバーサポート(腰のサポート)の位置、ヘッドレストつきのタイプならその高さや角度など、あらゆるところが調整可能です。
逆に言えば、それらを調整する気がないとか面倒な人は、良さをすべて引き出せないということになると思います。ピタッと合わせると(また座り方や状況によって都度調整したい人も)本当に快適です。

ただ、良いイスは、良い姿勢も求めてくるようなところはあります。無理強いというわけではないのですが、正しい姿勢で座ったときにぴったりサポートしてくれるという感じです。

バロンを買うときの注意点・検討するところ

デザイン、座り心地ともに大満足のバロンチェアですが、買うときにはいくつか注意しておいたほうがいい点、検討したほうがいい点があります。

可能であれば製造年を確認しよう

中古を買うときは、できれば新しい製品のほうがいいですよね。
良心的なショップでは、製造年月日を示すシールの画像も掲載しているところがあります。

「製造No.」のところの数字を見れば、製造年がわかります。
この場合は「230707100」と印字されているのですが、左から 23日 07月 07(2007)年 ということで、2007年7月23日に製造されたものだということがわかります。

ヘッドレストをつけるかもしれないなら「ハイバック」を買っておいたほうがいい

バロンの背もたれには3種類あり、

  1. エクストラハイバック(ヘッドレストつき)
  2. ハイバック
  3. ローバック

最初からヘッドレストのついたエクストラハイバックを買う方はよいのですが、あとからヘッドレストをつけるかもしれないと思う方は、ハイバックにしておきましょう。ローバックにはヘッドレストの取り付けはできないようです。
(しかしヘッドレストだけでも約3万円です……)

ヘッドレストは「固定式」と「可動式」がある

少しリクライニングさせた状態で使いたい方は、可動式のヘッドレストのほうがいいかもしれません。2種類あるということだけ覚えておけば大丈夫かと。
(私はハイバックを買ったのでまだヘッドレストは試していないのです)

ランバーサポートは、グラデーションサポートメッシュのタイプにはつかない?

バロンの背もたれはメッシュで、「スタンダードメッシュ」「グラデーションサポートメッシュ」の2種類あります。
グラデーションサポートメッシュは、横ラインのメッシュの密度が、腰部分は濃く、あまり力のかからない部分は薄くなっています。このグラデーションメッシュのほうには後付けでランバーサポート(腰をサポートするパーツ)がつけられないという記事を読んだのですが、カタログには書いていないようです。

私は、スタンダードメッシュに、後付けでランバーサポートをつけました。快適です。

座面はクッションとメッシュの2種類

これは好みによると思いますが、メッシュのほうが座り心地が硬めのようです。
もしへたってしまったときは座面の交換も可能。

肘掛け(アーム)も、固定式と可動式、あとアームなしの3種類ある

肘掛け(アーム)は固定式の「デザインアーム」、調節できる「アジャストアーム」、あと「アームなし」の3種類です。
あったほうが楽ですが、机の下側の高さとの兼ね合いで、肘掛けがあるとイスが机の下に入らない場合も多いと思います。そのあたりを考えて検討したほうがよいと思います。

あと、身長160cm前後の体格だと、固定式のアームでは高さが足りない気がします。普通に腕を下ろした状態で、私は肘がアームに届きませんでした。なので最初からアジャストアームを選びました。
(なぜ肘が届かないということがわかったかというと、最初に間違って届いたのが、型番違いのデザインアームのほうだったからです。フレームのデザインは固定式のほうが美しいんですけどね〜)

ボディは白と黒、フレームはシルバーとポリッシュ、それぞれ2種類ある

完全に好みの問題ですが、ステンレスを磨いて光沢のあるポリッシュのフレームは高級感がある(実際高い)のと、部屋のインテリアにも合いやすい気がしました。

種類や型番がいろいろあるので、カタログ要チェック

カタログのリンクを張っておきます。

オカムラ電子カタログ(Baron)

バロンのすごいところ

大型のヘッドレストで可動式が選べるのは、バロンとコーラルだけ

大型のヘッドレストで自在に角度調節が可能なイスがほしい場合は、オカムラの商品だとバロンとコーラルだけだそうです。コンテッサは小型のヘッドレストは調節可能ですが、大型は固定しかありません。

背もたれのリクライニングが無段階で固定できる

ちなみに、コンテッサは5段階だそうです。
コンテッサとの比較ばかりになってしまいましたが、伯爵夫人と男爵ですからね〜。

結論:限られた予算で良いイスがほしいなら、中古の高級オフィスチェアを探そう

中古の良いイスを探しているみなさんが、良いイスと出合えますように!

おまけ

個人的に在宅勤務に必須だと思うのが、電気ケトル。

以前記事にも書きましたが、数年前に一時期在宅勤務をしていたときに、コーヒーを飲もうとお湯を沸かしていて空焚きしそうになったことが2回あり、これは危ないと悟ってすぐ買いました。以来、安心してお湯を沸かすことができます。忘れてても自動でスイッチオフになりますから。
が、ドリップコーヒーをセットしたまま仕事に気をとられて飲むのを忘れていることは多々あります(笑)。

ちなみに、ティファールとタイガーなら、注ぎやすさはタイガー圧勝だと思ってます。詳しくは記事をご覧ください。

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